2015年9月19日土曜日

iOS9はどうかわったか?良い面・悪い面

多くの方がアップデートされたと言うiOS9。今回はこれまでに比べて結構大きく変わっている。なんと言っても驚いたのは、キーボードが小文字になっていること。これは一般的なキーボードが大文字ベースであることを考えると、なんで?という感じ。ブラインドタッチができないソフトキーボードではかなり厳しい。


これはiPhoneでもiPadでも同じ。これは入力用としては頂けない。奇をてらった訳ではないだろうが、責めて環境設定でディフォルト設定を選択できるようにして欲しい。



その他筆者が使っている日経新聞電子版だが、Evernote連携がリセットされていたので、再設定する必要がでてきた。OSが変わるといつも設定が変わるがこれを継続してもらえると再設定が必要なくなり利便性が高くなる。


大きくアプリとして変わったのが「メモ」だろう。これまで文字ベースだったが手書きもできるようになって大変使い勝手が良くなった。


 写真なども貼り付けられるので、色んな事ができそう。ホワイトボードの内容を写真にとって、そこにコメントを手書きで入れる事もできるし、これを共有する事もできるようになった。メモを使う機会が増えそうだ。なんと言っても起動時間が短く立ち上がりが早い。


またiPadでは2画面が利用できる様になったのは非常に便利だ。これを今までリリースしなかったのは罪であろう。使い方は動画にもあるが、画面も大きさも自由に変える事ができる。これとメモだけでも、iOS9に変える価値はある。実感はできないがバッテリー時間も延びると言う。

この他スポットライトの形式が2つになった。
①これまでの画面中央から下にスワイプに加え
②画面左方面にスワイプしてもSpotlightにアクセスができる

パスコードが4ケタから6ケタに変更されたり、起動アプリの表示方法がオーバーラップ形式で現れる様になっているなど、地道な?変更も加えられている。



2015年9月13日日曜日

iPad Proが欲しい

発表前から欲しいと思っていたが益々欲しくなってきた。OSのレベルではあるが、2画面がストレス無く使えるのは、この大きさがやはり効果的だろう。iPad miniで2画面でもあまり有効には使えないだろう。とは言え2画面は魅力的。




その上、スタイラスペンもされことながら、キーボードまで用意されていた。しかもこのキーボードはBluetoothではなく接触して通信させるSmart Connectorという形式にした。電気の消費量が抑えられている。ビジネスを意識したProならではだろう。プレゼンにも使えるし、ワコムのような入力タブレットなしに本格的なグラフィック作成ツールとしてダイレクトに描くのに使うことが無理なく出来る。スピーカーも四隅にあって音響も強化されている。その意味では音でのプレゼンも期待できるし、プライベートでも映画など大型画面で見ることができる。
Apple サイト

もう良い事づくめで、ここまで見てくると買い!以外の何者でもない。しかしネックになるのは価格と言える。確かにタッチパネルはMacにないので、使い分けとしては考えられるが、例えばOfficeなどはまだまだMacでの使い勝手で良いし、大量の文書を作成する上でもMacの方が正直使いやすい(但しこれはiPadAir2までの経験での判断だが)。

キーボードが20,000円、スタイラスペン12,000円で周辺機器だけで32,000円になる。これに後はメモリー次第のiPadProの価格を加えると、それぞれ値段はWi-Fiモデルの32GBが799ドル(約9万7000円)、128GBで949ドル(約11万4900円)、128GBでセルラーモデルは1079ドル(約13万500円)なので、フルセットで129,000円から162,500円になっている。

なぜ64Gがないのか分からないが、まあ音楽も動画もその他ファイルもiCloud前提と考えると、32Gも良いのだが、現在iPadやiPhoneで128Gを使っている筆者としては、デバイス内にデータがある安心感はある。iPadProがiPadAir2を外部デバイスで使える機能があると良いのだが。



2015年8月23日日曜日

iPadで日経ビジネスを読むキャンペーン

日経ビジネスは今月末8月31日まで各1000台(iPad Air2 とnimi)限定でiPad付き日経ビジネスを売っている。筆者はこのキャンペーンを利用してる訳では無いが、この日経電子版から情報を収集している。ビジネス記事をいつでもどこでも反芻することができる。

iPadと日経ビジネスで進もう

iPadでは新聞そのものを見る事ができるし、Webサイトからは仮想印刷でPDF化する事もできるので、それをEvernoteにクリッピングしている。Macではサイトから直接Evernoteにクリッピングできる機能があるので非常に重宝している(筆者の電子版の機能では)。

iPadと日経ビジネスで進もう

この価格でiPadが手に入り、日経ビジネス電子版が手に入るのは非常に廉価な設定だ。筆者は日経新聞および雑誌のすべてが読めるフル版なので、これを選択する事はないがコストを考えるとかなり食指も動く。日経電子版はバックナンバーも読めるので、本当に便利なある種データベースになっている。

これを機会に読者の皆さんも日経ビジネスを導入してみてはどうだろうか!

2015年8月19日水曜日

iPad美容室ネット予約 iPadで明朗会計&レジ

サロンボード

サロンボードが注目されているそうだ。リクルートのシステムで勢力的に展開されている。リクルートとしては、サロンの業務効率化の一環で支援しつつ、加盟店の抱え込みが狙いだとする。



サロンボードHP

エアレジ

サロンボード自体は、HOT PEPPERビューティーからネット予約できるシステムだったが、それとAirレジと連携して会計処理ができるようになった事が利便性の強化となった。
Airレジはいま8月27日より周辺機器のレンタルが無料になるようだ。

エアレジHPより

Square

またこのAirレジはSquareと提携しているため、店頭でのクレジット決済も可能になる。大がかりなシステムもいらずに決済もできるので利便性は高いだろう。

2015年8月18日火曜日

iPad5700台で人手不足克服 現場監督の手書き メモまで電子化

ちょっと前に竹中工務店がiPadを活用している記事を掲載したが、今度は大林組の取り組みについて紹介しよう。これは日経コンピュータDigitalに載った記事である。

大林組では2012年8月からiPadを3000台導入したが、現在(2015年5月末時点)で5700台のiPadが活躍する事になった。

出典:日経コンピューデジタル

iPad導入は、白石達 代表取締役社長のトップダウンで決まったという。堀内英行グローバルICT推進室 技術課長は、「オフィスや工事現場の現地事務所でIT化が進む一方で、現場監督の仕事では紙による作業が残った。これが効率化を妨げていた」と話す。」(出典:日経コンピューデジタル

大林組では社長のトップダウンで導入が決まった。一番やりやすいケースだ。ITリテラシーの高いトップマネジメントがおられると先進的な環境を享受できる。

竹中工務店と決定的に違うのは、独自の開発アプリが多い事だ。
 ① 施工検査アプリの「GLYPHSHOT」
 ② 図面閲覧アプリ「CheX」
 ③ 現場の手帳を電子化した「eYACHO」

が三種の神器である。

特に③はMetamojiと共同開発しているので、肝煎り具合がわかる。この他にも機能を限定した表計算ソフトまで開発したようだ。Metamojiは手書きアプリで有名なMetamojiNoteの開発会社で一太郎を作った浮川社長の経営する先進企業である。


独自に開発する事で、現場には使いやすい機能を提供する事はできるが、メインテナンスなどを考えると市販のパッケージ機能を使った竹中工務店の考え方にも頷ける。

どう使い分けるかは、その会社のポリシーにもよるが市販アプリと旨く使い分けを考えて、独自の業務遂行を考えて生産性を上げられるのであれば、開発する事のメリットはあるだろう。



2015年8月16日日曜日

大画面「iPad Pro」発売は見送りかも?

「複数の情報筋から、新たに製造ラインへ乗ってくるiPadシリーズは、当面は「iPad mini 4」なるコンパクトモデルのみに限られることが明かされたんだとか。この様子では、同時に登場するとも予測されていた「iPad Air 3」2016年以降のリリースへと見送られるほか、年内のiPad Proの発売も可能性が低そうだとのことですよ。」(ギズモード2015/08/16)



確かに賛否が多かったが、最新のiOS9では画面分割機能などがあって、それなりに期待があった。筆者も多いに期待してプレゼンなどで大きな画面が必要でない場合、これだけで行けると考えていた。そんな矢先MacBook retina12インチが発売された。


多くの記事では、この時点でiPad Proの発売に関して疑問視する気配が見えていた。今更ながら発売を見送ると言う事はどう言う事なんだろうか?



最近のAppleは販売と言う点ではいくつもの新しい製品が発売されるが、iPodが出たときのような複合的仕掛け、つまりインターネットを使ったiTunesとの連携など、ユーザーへの新しい提案がない。確かにiMusicなどのストリーミング音楽はだしたが、それはこれまでのサービスの延長に過ぎないしAppleの独断場のサービスでもない。Apple Watchもしかりだ。

製品とサービスが一体化した時に爆発的な効果がでるのではないか?他社がだしているから、大きなタブレットを販売する、Watchを売り出す、では誰も食指が動かないだろう。こう言ったタイミングでジョブスなら販売しただろうか?


筆者も大抵のAppleファンには負けない自負がある。Apple IIから知っているしMacintoshの漢字Talkからのユーザーでもある。Windowsは仕事だけと割り切って、良い物(Mac)を応援し続けてきた。その結果、iPhoneが産まれ応援してきたが、やはりジョブスがいなくなるとこんな感じになってしまうのだろうか?

ちょっと寂しい気がしている。とは言え、やはりAppleの製品だけにiPad Proに関しては、延期するなら仕掛けを考えて欲しい。プロジェクション機能やキーボード投影などのありきたりでもあると便利な機能を内蔵するとか。やるなら全部入りでお願いしたいものである。またIBMとビジネス連携をしている事でもあり、業務に特化したサービスのバンドルセットも考えられる。


知恵を絞った提案が欲しいものだ。


2015年8月13日木曜日

AppleのiPadビジネス

こんな画面がAppleサイトにあることをご存じだろうか?

Appleサイトより

AppleとIBMのビジネス向けサイトである。IBMカンファレンスの記事業務提携に至った経緯について考察してみたが、現実にこのようなサイトでビジネスにも積極的に参加している事を訴えているのである。


基本的にはiPad自体が何か作業をしてくれる訳では無いが、そこに搭載されるアプリとの連携でこれまでにない利便性を仕事の現場に持ち込む事ができる。トップ写真にあるような現場(工場ライン)での活用で成果をだした企業にヤマハがある。

ここではセル生産のラインにiPadを使ったシステムを導入して、現場の生産日報をなくし且つリアルタイムで生産状況を把握するようにした。その結果、遅れている生産ラインに即時に人を補充するなどフレキシブルな対応が実現でき生産性があがった。テストケースで年間1000万円のコストを削減している。全ラインでの想定はこの数倍の削減に繋がると聞いている。

このような事例を考えて見ると、即時性にその利用価値がある。PCと同じ考えでまとめて処理するなどという考えはない。状況に応じた情報の提供と情報の取得が、iPadなどのハンディデバイスを利用する上では一番大事なポイントだろう

IBMと協業する事で人工知能機能もかなり精度を上げた内容を提供できるだろう。SiriとWatosonが連携すればかなり、おりこうな人工知能ができあがりビジネス現場でのアドバンテージが高まる。ソフトバンクとの関係もあるので、Apple+IBM+Softbankの連携プレーがあるかもしれない。

Appleのビジネスは益々面白くなる。

2015年8月12日水曜日

竹中工務店のiPad活用で現場の複数管理

「竹中工務店は昨年(2014年)4月、約3000台のiPadを本格導入した。同時に様々な業務アプリも用意し、「竹中スマートワーク」と呼ぶ新しい働き方を推進している。このスマートワークで、業務効率を10~15%高めることを狙う。」(出典:日経新聞電子版8月3日日経ストラテジー再掲載)

現場で作業する人にとって軽さは一番の利点と言える。500g程度の重さは持って歩くには適切な重量だ。これが軽すぎても安定さがなくなり立って見る場合は特に適度な重さも必要となる。

(出典:日経新聞電子版8月3日日経ストラテジー再掲載)

竹中工務店の使い方は、かなり広範囲で使われているが、特に特徴的なのは以下の3点と言う事ができる。iPadは当たり前だがPCでの作業の殆どが行える。且つ通信機能があるためWiFi機器を持ち歩く必要もない。今回の特徴はその通信機能を多用している点である。


  1. 図面の確認
  2. 複数現場の管理
  3. Face Timeの利用
1.の図面を確認する方法は、特別目新しいものではないが、図面を見ながら作業者に指示するプロセスである。クラウドデータとして最新図面を格納して、図面と現場の違いなどを確認されており、単に確認するだけでなく作業の進捗に係わるプロセスで使われている所が進んでいる。

(追記2015/08/13)-------->
図面や貴重なノウハウ(機密情報)を閲覧するのに使われたアプリがインフォテリアのコンテンツ管理システムの「Handbook」だ。プレス発表がある。特徴はセキュアな機能である。

ログ・統計機能
編集操作ログ

コンテンツ編集履歴の取得

閲覧操作ログ
コンテンツ閲覧履歴の取得(期間指定可)
統計画面
閲覧操作、ランキング等のグラフ描画
結果のダウンロード
アンケート/試験結果のCSV出力(期間指定可)
セキュリティ機能
認証
パスワード認証、デバイス認証、接続デバイス種類制限
配信管理
ユーザ、グループ別のアクセスコードによる配信管理
漏洩防止
ダウンロード禁止、外部アプリ起動禁止、通信暗号化、パスワード保存禁止


ちょっと異なるがデータ連携ツール【ASTERIA WARP】の製品紹介ビデオも紹介しておく。「ASTERIA WARP」は基幹システム、クラウド、ビックデータなどあらゆるデータソースに対応し­、ノン・プログラミング高速開発!するTOOLだ。

(追記2015/08/13)-------->


2.の複数現場管理ではWebカメラとの連携を実現している。iPadとWebカメラの遠隔監視を実現する事によって担当者がいくつもの現場を確認する事ができる。
iPadでカメラの向きを8方向に動かしたり、縮尺を調整したりしながら、作業者の働きぶりや施工状況をその場にいなくても詳しくチェックできる。

(出典:日経新聞電子版8月3日日経ストラテジー再掲載)

3.のFaceTimeの利用である。あまり活用されていない様だが、それでもFaceTimeを使えば映像を通しての説明が可能になるので、内容の濃いやり取りができるという。その意味では電話だけでは伝えきれない現場の状況を説明する事ができる。

iPadの利用方法は幾つもあるが、いかに効果的に使うかがポイントになるだろう。iPadを使うことで、何がどのように変わって、どれだけ作業が削減できるか(したいか)などの目標を設定する事で効果を測定できる。


2013年11月22日金曜日

山崎パン受発注、タブレットで 中小2万5000店に導入


コスト3割削減 卸業務拡大狙う

山崎製パンは来春から中小食品店などの受発注をタブレット(多機能携帯端末)を使うシステムに切り替える。2015年9月までに約2万5千店に導入。専用アプリを用い、カタログのバーコードを読み込む現行より簡単に発注でき、売れ筋情報も随時提供、品ぞろえの魅力を高められる。扱いやすさを売り物に他社製品の受発注も取り込み、中小食品店の利用拡大につなげる。(2013/11/22付日本経済新聞 朝刊)



【FROM】
これまで20ページ近いカタログからバーコードで読み込んで、山崎の専用端末を利用し発注していた。カタログから選んでバーコードを読み込むと言う作業は倉庫で行う棚卸のようなもので、読み込んでから専用端末に接続してデータを送信する、などのステップを取っていたと思われる。

カタログ重視のアスクルでもタブレットに「アクスルeカタログ」を用意している。カタログ販売は見て楽しいものがあるが、エコやいつでもと言う便利さには変わるものではない。








【TO】
上図のようにタブレットからダイレクト発注が可能になった。上図からだとバーコードの代わりのものがないが、商品を選択して個数を入力するタイプだろう。タブレットだけで発注が完了するので、これまでに比べれば簡単だろう。



旧受発注システムは、20余年使われていた年期の入ったシステムだったようだ。会計システムなどは20年〜30年使われる例もあるが、販売系受発注で20年は長く使われた方なるだろう。

山崎は自社でも流通業務を行っており、他社製品(ポカリ、カップヌードルなど)も卸、配送を行っており、そこでも受注システムが利用できるそうだ。ヤマザキデイリーなどのコンビニだけでなく、中小商店への配送サービスレベルを上げる為の施策だと言う。

タブレットを使って、業務効率を高めて抱え込む戦略は、①操作の分かり易さと②UIなど発注のしやすさ、がポイントになるだろう。居酒屋でもタブレットで注文を取ったり、その場で決済できるなどの、レジ機能を入れて効率化をはかる所がある。これまでの専用端末の小さな画面でなく、タッチしてすべてが簡潔する操作性が効を奏している。

今後もタブレットは、PCや専用端末にとって変わっていくだろう。早く使い方に気付いた企業が一歩先行くのかも知れない。

2013年11月21日木曜日

「iPad mini Retina」、タブレット3機種のディスプレイ調査で最下位


ディスプレイの調査で知られるDisplayMate Technologiesによると、Appleの「iPad mini with Retina display」は全体的なディスプレイの品質でAmazonの「Kindle Fire HDX」やGoogleの「Nexus 7」に及ばないという。
   中略
7インチのKindle Fire HDXとNexus 7がsRGB/Rec.709の色域(ディスプレイが表示できる色の範囲)を100%網羅しているのに対して、iPad mini with Retina displayは63%しか網羅できていないという。
(Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部 2013/11/20 12:16)

これがビジネスにどう関係するか?だが、結局は色合いや色エリアの問題ではなく見やすさが先行する必要がある。7インチと言っているが、miniはほぼ8インチあり、他のタブレットよりも大きい。物理的な大きさはやはり使いやすさでも感じる事ができる。

あのNexus7やKindle Fire HDの大きさで業務ができるだろうか。おそらく小さすぎる。この上の機種はnminiより大きい。筆者はこの大きさがJRなど7000台も採用された理由だと思っている。

ただ強いて言うなら、アパレルやデザイン関連など微妙な色を画面に出したいときは、表題にある課題は問題になるかも知れない。しかしいくら発色豊かであっても、アパレルやデザイン関係ならディスプレーに依存しない現物で最終的には判断するだろう。撮ったカメラの性能にも色は変わってくる。

単純に色がどうこうではなく、総合的に使えるタブレットかどうかの判断が必要だろう。


2013年11月19日火曜日

iPadが学校用タブレットのナンバーワンになった理由


小学校から大学に至るまで、教育機関での導入や活用が進みつつあるタブレット。中でも導入率、導入意欲ともに高いのが、Appleの「iPad」だ。TechTargetジャパンが2013年10月に実施した読者調査でも、授業でのiPadの導入率は32.6%と、11.3%のWindows 8/RTタブレット、10.6%のAndroidタブレットと比べて高いことが分かった。今後の導入意向でも、iPadはWindows 8/RTタブレットやAndroidタブレットを上回る。(TechTargetジャパン2013年11月19日 08時00分 UPDATE)

記事によると以下の理由があるようだ。

  1. セキュリティが高い
  2. ユーザビリティ
  3. 管理のしやすさ
  4. バッテリーの持ちのよさ

「1のセキュリティが高い」に関してはJR東日本がiPadを7000台導入した際も、大きな決定要因となっている。一応Appleの審査があったものがApp Storeからダウンロードする形式であるため、この点は事実である。AndroidやMicrosoft AppsのStoreはフリーなのでWindowsがそうであるようにマルウェアなどのターゲットになりやすい事は確かである。

「2.ユーザビルティー」はなんと言ってもアプリが並んでいて選択して使える事もある。Androidも基本Appleを習ったためか、同じように見えるが、これが面倒である。何でもできるものは、使い側からすると煩雑な印象を与える。Windowsが細かな設定ができるようになっているが、あちこちにあり操作性に一貫性がないのと似ている。Macで培った分かり易さはタブレット時代になっても変わらない。iOSもかなり安定した感じを醸し出している。

「3.管理のしやすさ」は何とも言えないが、AppleにはApple Configuratorがある。
デバイスの準備。複数の新しいiOSデバイスを準備する際は、統一的な構成を1つ用意して、ユーザーに配布することができます。デバイスを最新バージョンのiOSにアップデートし、構成プロファイルとアプリケーションをインストールし、組織のMDMサーバに登録した上で、デバイスをユーザーに配布します。iOSデバイスを日常業務用として従業員に提供する場合、デバイスの準備は最適な配備オプションです。
デバイスの監視。iOSデバイスを監視する方法では、デバイスを直接的な制御下に置いておくことができ、継続的な構成が可能です。デバイスは構成を適用して配布し、使用後はApple Configuratorに再接続するだけで構成を再適用することができます。特定のタスク(小売、現場サービス、医療など)専用にデバイスを配備する場合や、クラスや研究室で学生にデバイスを共有させる場合、iOSデバイスを(たとえばホテル、レストラン、病院などで)顧客に一時的に貸し出す場合などには、デバイスの監視が最適です。
デバイスの割り当て。最後に、監視対象のデバイスを組織内の特定のユーザーに割り当てることができます。デバイスを特定のユーザー向けにチェックアウトし、そのユーザーのデータをすべて含むバックアップをデバイスに復元します。デバイスを再度チェックインする時には、ユーザーのデータを後で使用できるようにバックアップします。別のデバイスにデータを持ち越すことも可能です。ユーザーが、どのデバイスを与えられても、長期にわたって同じデータやドキュメントを使用する必要がある場合は、この方法が最適です
 AndroidやMicrosoftにもモバイルデバイス管理(MDM)が揃っているので大きなアドバンテージになるとは思えないが、その他のカバーや周辺機器が充実している事もiPadの方が一日の長としてのメリットであろうか。

「4.バッテリ」に関しても、カタログ的にはどれも大差ないと思うが、最近のAndroid系も画面がRetina以上にしたためか、減りが早くなっているとい聞く。しかしiPadに関しては放っておけばスリープするので、連続で使って居る感じでも2日ぐらい使える。


以上の事から学校用に使われて居ることが多いと言う。しかしiPadがでたときから直感的であるとして、米国では児童に使わせていた例もあるように、だれでも使える感触はiPadにまさるものはないと思う。


2013年11月14日木曜日

生産現場でiPhoneやiPadを使う 中堅企業のIT化を推進

生産現場での情報閲覧や実績管理入力の端末として、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどのスマートデバイスを活用する動きが、中堅・中小メーカーにも広がろうとしている。

iPhoneの導入の効果

以下、南海プライウッド(香川県高松市)の事例
1.現場で作業内容を即時入力できる上に、
2.生産管理システムの情報をリアルタイムに参照できて作業指示などを確認しやす
3.ハンディターミナルとそれに付随する通信システムなどを導入するのに比べて、システム構築コストが低い
4.現在の在庫情報を現場ですぐに確認できるのが便利
5.出荷や在庫などの情報をリアルタイムで確することで機会損失を防ぐ

特にこれからIT(情報技術)化を推進する中堅・中小メーカーでの利用価値が高いとみているのだ。操作画面がシンプルで直感的に操作しやすいので、海外工場への展開にも向くとしている。


開発会社の意見として「ただし、当面はiPad/iPhoneのみに対応する。「Android(アンドロイド)は端末が多様で対応仕切れない上、セキュリティーなどに不安がある」(B-EN-G)。Windowsへの対応は今後検討するとしている。」(日経新聞電子版2013/11/14 引用)


内容を編集して引用したが、結局は「使いやすく」て、「安価である」事が導入される理由だ。「現場入力」は私達がネットワーク(LAN)が出来たときから提唱してきたが、やっと20年近く経って実現できた。使いやすさの中にはリアルタイムを活かした情報の共有が入って入る。在庫の確認、入庫の確認などが現場でできれば、これはかなり使えるものになる。

また最新のiPhone5sを使えばモーション管理ができるので、作業者が身につければ操業状態も管理する事ができる。導線などの改善にも活用できるので、現場でこのデバイスを持つ事は、ハンディーターミナルと同等の仕事が安価に導入できるという以上の事が実現できるのである。

iPadに置き換えれば、情報をもっと多く提供できるので、活用は広がるだろう。リアルタイム情報を即座に加工した結果がiPadに表示されれば、次のアクションに繋がる行動ができる。収集して、加工して、表示する。INとOUTにiPhoneやiPadを使う事で加工された情報が活かせる。好循環を産むシステムと言える。


2013年11月7日木曜日

iPadを活用した「高齢者向けのシステム&サービス」の 安否連絡システム 安タッチ 発売

株式会社エル・アレンジ北海道(代表取締役社長:遠藤 一重、本社:札幌市白石区、以下 LAH)は、iPadを活用した高齢者向け安否連絡システム「安タッチ(あんタッチ)」の販売を本格的に開始した。



特徴はFaileMakerで作られているところ。iPadではFileMakerGoで作動するためライセンスはいらない。最近スマホを老齢者が使う事が増えているそうだが、このシステムであればワンタッチで管理者に通知ができる。殆どは子供の家庭との交信だろう。ボタンを押すとそれに相応した内容のメールが飛ぶようだ。日常のあいさつから、緊急連絡までカバーできるし、体調管理などもできるそうだ。

ビジネスを考える時、双方向のコミュニケーションができる仕組みが必要になってくる。これまでは銀行業務のような情報の引き出しによる顧客との商談といった営業パターンが多かった。このようなシステムとしての位置づけでiPadを利用するケースが増えてくるだろう。またこのシステムは自治体向けや介護タクシー会社向けなど、高齢者との連携を望む所とタイアップして展開を図るようだ。

2013年10月12日土曜日

無料で大学講義をiPadで受ける事ができる MOOC

有名大学の授業を集めた無料ネット講義配信「MOOC」が急成長している。ハーバ

ード大、MIT、北京大、東大…、世界中の「教室」がお茶の間に。既存の大学・教
授の反発はあるが、MOOCは教育のあり方を変革している。日経ビジネスDigital

Massive Open Online Course(大規模公開オンライン講座)がフル名称だ。これを支えているのが、そしてこんな事を実現したのがインターネットによるオンラインシステムである。昨日書いたサザンのコンサートを映画館に配信する仕組みも革命的で、これを実現したのが通信技術である。

Moocでの授業は、インタラクティブ環境があり、質疑ができる上に受講者への設問もあるそうだ。最終的には理解度が試され(テストなど)修了書を貰う事ができる。Mookではエデックスという無料講義配信がメジャーだが、、他にもコーセラとユダシティーがある。コーセラには9月から東大から講義を提供始めたそうである。

「今でしょう」の東進も衛星を使ったオンライン授業をやっているが、予備校ではそれ程珍しい事ではない。むしろその大枚払った予備校から行く大学が、しかも自分で合格できそうにない人にも門戸を開いたのである。しかも無料で。しかし国によっては大学が無料の所もあるから、無料自体は珍しくない。

例えば、いまはやりの「ビッグデータ分析」に関する授業がMookにあったらどうだろう。この技術を身につけるために、多くの受講者は個人であれ法人であれ、数十万も払って教育を受けている。実践的な部分だけ知れば良いと言う事だろうが、大学の場合はその背景から技術までトータルに教えてくれる。そんな技術者なら会社としては雇ってみたいと思うだろう。しかも一流大大学のお墨付きまであるのである。

実際にMookを提供する会社では、認定者への企業からの問合せを受けているそうである。これらの会社のビジネスモデルは、企業への人材斡旋料も収益元と考えているようである。ITとして注目すべきは、エベックスが開発したエッセイ自己採点の人工知能である。これらが進めば多くの受講認定が可能になると期待されている。

通信技術は多くの革命を起こすが、結局は大学の授業を配信すると考えた者、配信に授業を提供した大学の先進的な考えかたが在ったから、Mookのような仕組みができあがったのである。YouTubeがでて久しいが、映像の送受信で何ができるかを考えるのも新しいITの使い方を示すものだろう。

iPadでは当然インターネットに繋がるし、どこにでも持ち歩けるので、Moocのようなサービスを有効に使うことができる。授業だからかしこまって、と言う事はないだろう。デスクトップや重たいノートでは実現できない。このような新しいサービスを効率的に使えるのがiPadの使い方でもある。


2013年10月9日水曜日

「Office for iPad」は進行中──スティーブ・バルマーCEOが発言

 「iPad版Officeは進行中だ」──米調査会社Gartnerがフロリダ州オーランドで開催の年次カンファレンス「Gartner Symposium/ITxpo 2013」の10月8日(現地時間)のキーノートに登壇した米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOがそう語った。(ITmedia エンタープライズ2013年10月09日 06時44分 更新)


以前から言われていたが、やはり開発が進んでいた。どうやらMicrosoftは売りきりのOfficeではなく継続的収益をあげるオンラインでの利用を推進してくるみたいだ。当面は両立てでパッケージとオンラインで提供するだろうが中期的にはオンラインでの販売になるかもしれない。


Office Mobile for Office 365 subscribersがすでに6月に出ているが

これは小さい画面つまりiPhoneやWindowsMobileであるらしい。iPadではインターフェースが異なったものに成るようだ。しかしこれらを使うにはMicrosoftのサブスクリプション型オンラインオフィススイート「Office 365」のアカウントが必要である。


「Office365」の日本で使えるものは

Office Home&Business」と言うタイトルで価格も31,290円からである。これは画面を見る限りWindows8にも対応しているようだ。このアカウントがあればOffice Mobile for Office 365 subscribersと言う事だが、やはり画面は小さいスマホが対象のようでiPadには最適化されていない。


どうしてもiPadで使いたい場合は、Web経由の「Office Web Apps」を利用する事が推奨されている。これは幸いにして無料版がある。SkyDriveのアカウントを作る必要がある。オンラインストレージの無料登録で7G使える。今時少ないが、仕事に使うなら有料で増やす事もできる。iPadで共有したいファイルだけならこれでも十分かも知れない。



Office Web Appsを使うには

上の画面のメニューに「作成」という所がある。それを選ぶと
①ドキュメントの種類(EXCELかWORDかなど)を聞いてくるので、
②ここでEXCELを選択をして、
③ファイル名を入れると普通にEXCELの画面が出てくる。

いつもの顔なので何の抵抗もないはずだ。その上Windows8を意識しているためタッチ仕様になっている。指で選択できるように幅を持たせたり工夫が施されている。当然PC,Mac,iPadで同じ操作が可能だ。



SkyDrive画面
EXCEL画面



ただMS-OfficeをiPadでどれだけ使うかが問題だし、マクロなどが動くのだろうか。Mac用にもMS-Officeがあって、とても重宝しているが、マクロ入りの物があると仮想ソフトVM fusionWindowsを立ち上げ、MS-OfficeWindows版で動かしている。WindowsとMacではパスの切り方も違うのでそもそもマクロを共有できない。しかし稼働するOSを見てそれくらい切り替えて欲しいと思うのだが。ユーザーとしてはEXCELで作成したアプリが使えれば、それに越した事はないだろう。

ただ以前から言っているように、iPadは開発機ではないし、これから出てくるアプリは恐らくOffice的なものでない。もっと簡便におよそ業務で使われるコマンドは音声やボタンの移動などでできるだろうし、加減乗除などはデータの形式を見て自動で計算してくれるかもしれない。EXCELも当初の表計算ソフトに比べれば、格段に使いやすいが、使いやすさという点ではこの数十年変わっていない。キーボードを前提とするとこの形式が最高だったのかも知れない。

しかしちょっとした計算や、添付ファイルのEXCELにコメント入れたり、式をちょっと替えてみたりと大がかりでなくても、あれば便利ではある。ただちょっとした利用なら「Office Web Apps」で十分とも言える。

2013年10月8日火曜日

iPadペーパーレス会議システム

iPadペーパーレス会議システム「スマートディスカッション」がキッセイコムテック株式会社から発売された。

ペーパーレスが叫ばれて久しいが、中々実現できなかった。タブレットが出てきて、電子書籍など紙のない世界が出てきたことは記憶に新しい。この「スマートディスカッション」には以下の様な特徴がある。


1.ワンタッチで会議資料を配信

サーバーから資料が配信できるようになっているから、直前の差し換えもできる。電子ならではである。また一斉に同期できるので一台づつデータを落とすなどしなくて済む。

2.便利な会議支援機能

発表者の画面が、閲覧者画面にも表示できる2画面表示機能がある。
また資料に手書きメモができるそうだ。

3.万全のセキュリティー対策

会議室(データがある所?)のパスコードロックや
会議資料の自動消去機能もあるのは良い

4.デジタルカタログとしても利用可能

大量のプレゼン資料やカタログ・マニュアルなども一元管理できるので
営業・販促ツールとしても利用できる。


基本費用が(サーバーシステム・iPadアプリケーション50ユーザー)90万円との事である。
一台当たり18.000円を安いと見るか高いと見るかは使い方次第だろう。本当に会議だけなら少々高いと思うが、プレゼン、資料提供など営業的に使うならこれは安いだろう。

■ この手のシステムのメリットは


会議室システムとは言うものの基本的な機能としては、資料の配信機能なので、いろいろなシーンで使う事ができると言う事である。また手書きが出来ると言う事は、配信先毎のデータを保存していると思われる。後で利用が可能な筈だ。



■ その他のiPadを利用した会議システム








2013年10月6日日曜日

電子化カルテにタブレットを活用

最近電子カルテに関連する仕事に際して、話題がタブレットになった
ので、今回のテーマにした。

カルテを電子化することにより下記のような利点がある。

1) 複数の科を受診する受診者や入院受診者の検査結果 等の情報を外
来や病棟において、どこでも共有できるようになるため、医療の質及
び医療安全の向上につながる。

2) カルテや検査結果の搬送等にかかる時間を短くすることで、受診
者の待ち時間の短縮が目指ざせる。

3) 医療情報のデータ化に伴い検査結果等の提供が容易になり、受診
者との情報共有によりインフォームドコンセントを実現できる。

導入事例>

病院にとって最大の悩みはバッテリーの駆動時間だった。病院は
NECの電子カルテシステムを入れていたが、3年ほどでPCのバッテ
リーが15分ほどしか保たなくなった。(筆界道社会保障病院)

交換すればPC70台と、費用も馬鹿にならない。

ここで利用されたのがiPadである。WindowsXPの時にも書いたが、
PCの移行をPCで行うのは、良い方法ではない。その一部や今回の用
途によってはiPadだけで十分である。

しかもタブレット方式ならではのタッチパネルによる入力容易性、教
育をしなくても使える利便性により多くのメリットがでてくる。

多くの病院で電子カルテを導入されているが、メーカ色もでていて統
一できていない事がある。これはこれで標準化の問題で課題になる
が、これは別に機会に書きたい。

<検討事項>

導入に際して検討したことは以下の3点である。

1) 現在使っている電子カルテシステムが使える事
2) 端末からでも電子カルテの機能を全て使える事
3) 低コストによる移行をする事

一件ハードルが高そうであるが、iPadもコンピュータであることを
認識できれば、解決方法は至って簡単に思い浮かぶ。

iPadを業務で使うには、何もアプリを開発しなくても使う事ができ
る。これは端末として利用する事を意味する。リモートデスクトップ
方式である。かつこれまでのPCはリモートされるPCとしてコンセン
トに繋がれて生きる道が残されている。


PocketCloud リモートデスクトップ - RDP / VNC


リモートアクセスに関連して、セキ
ュリティ対策に日本ベリサインの
電子証明を入れた。その他iPadと
Bloetoothで接続できるバーコー
ドリーダーも導入した。

<課題>

ただここでの問題は、キーボード用に
作られてシステムを使うにはiPadを使っているのにもかかわらずキーボ
ードが必要になる。これがどうしても許せない場合は、入力項目だけで
もFileMakerなどで画面を開発する事もできる。

しかしタブレットの利用は、単にアプリを使うだけでなく、PCの端末
替わりで使える上に、小型軽量化され稼働時間が長いなど利点が多い
と言える。




【この記事のまとめ】

iPadを利用するというと、それはPCと別物とされるがそれではな
い。タッチ用アプリを使えるし、リモートアプリを介してPCのソフ
トをそのまま使う事ができる。

もっと広い視点でタブレットの導入を考えなければいけない。ランニ
ングコストもPCに比べて低いので、短期にみても費用的に有利と言
える。

2013年10月3日木曜日

スマホに根付くか「指紋認証」



■ スマホに根付くか「指紋認証」

米Apple(アップル)が新型スマホ「iPhone 5s」に採用した指紋認
証機能が注目を集めている。

指紋認証技術はこれまで金融機関や企業向けシステムなどで使われて
きたが、年間数千万台以上も出荷される一般消費者向け端末に採用さ
れるのは初めてである上、指紋認証システムのセキュリティーの堅牢
さを疑問視する声もまだあるからだ。

iPhoneを舞台にした「壮大な実証実験」の行方はいかに…。

(2013/10/3 7:00 日本経済新聞 電子版)

<生体認証はどんな仕様>

指紋認証にもいくつかの方法があるが、アップルの方法は指紋の凹凸
を検証する方法で、スキャンして指紋印影をベクトルデータで持つも
のではない。





小型の装置に埋め込むには良い方法とされている。これに似たスマホ
の認証方法でソフトバンクがカメラを使って認証する方法があるそう
だ。カメラなら標準装備だし特別のセンサーが入らない事がそのメリ
ットとされている。つまりアプリだけで認証できるアルゴリズムを確
立している。

さて難しい話はここまでとして、この指紋認証も発売後数日でドイツ
のハッカーに破られている。つまりは単独の装置だけでは、いくら頑
張っても破られる可能性が高いと言う事である。

<どこまでセキィリティー?>

とは言っても二重三重でかければ、安全性は増すものの、使い勝手が
悪くなる。スピード重視の業務には使えない。トレードオフである
が、どうだろう。

私がこれまでSOX対応をやっていて一番監査法人の要求で頭にきた
のは、机上の理屈だけでものを言う事だった。そんなにセキュリティ
ーをかけたら業務ができませんよ。クライアントの代わりに何度も大
声で言ったものだ。

実務はそれ程、スピードを必要とされている。かといって仕事に大事
な顧客情報や自社の技術情報などは外部に漏らしてはいけないのは確
かである。

<どう対策する>

やはりここで言えるのは、デバイスにデータを格納してはいけないと
言う事。そして紛失したら、すぐさまデバイスの中身をデリートでき
るリモート環境を持つ事。これだ大事だと考える。

ディフェンスは確かに大事だが、オフェンスも必要な事はよく言われ
る事である。セキュリティでオフェンスすると言う事は、攻撃を受け
たときの倍返し施策を取る事である。つまり折角盗んだデータがつか
えない状態にする事だ。

iPhoneなどは位置情報も分かるので、追跡も可能だし、電源が入っ
ている間にリモートで削除する。このサービスはキャリアでもあるし
これを専門にする会社もある。BPC対応の為にもすぐに施策を打つ
べきである。


【この記事のまとめ】

1.重要なデータはデバイス内に入れない
2.セキィリティーは破られる事を前提にするも最新を使う
3.破られた後の対応として、リモートでデータを削除する

2013年9月29日日曜日

iPadの社内システム接続におけるセキュリティー確保

iPadの導入が進んでいますが、銀行に限らず多くの企業はどうやって社内システムにアクセスしているのでしょうか?方法はいくつかありますが、下記のような製品を利用してセキュリティーを確保しているようです。1番目のベリサインの製品はアサヒビールが大量に導入しています。以下代表的なものをご紹介します。

    製品名         提供会社
  1. MPKI for Device  日本ベリサイン(シマンテック子会社)から出ています。
  2. CAHATTO    E-Janネットワークのも相当数の実積があるようです。
  3. FileServerPad    株式会社NSDから提供されています。


それぞれ特徴がありますし、この手のソフトゆあシステムは他にもありますので、用途とコストに合わせて導入を検討しましょう。ホストコンピュータをお持ちの企業はそのメーカー(富士通とかIBMとか)に相談されるのが一番堅いです。しかし部門内で導入する場合には、上記の会社を参考にして、情報システム部にご相談下さい。

iPadで顧客に関するデータを扱う場合は、手軽なだけに注意が必要です。PCのようにローカルディスクにデータが無い分セキュアですが、それでも純分な備えは必要です。その意味ではWiFiだけの接続の方が、安全度は高いかも知れません。iPadを紛失してもすぐには接続されないからです。WiFi装置を持ち歩くのは面倒ですが、1つの防犯遅延になります。

これから出るiPadには指紋認証装置がボタンに付くと言われていますが、iPhone5sが出てから数日でドイツのハッカーにより(指紋認証を破るコンテストでの出来事ですが)解除されてしまいました。これは使用者の指紋を入手して実施するとの事ですから、コップなど触った時は、指紋を拭き取る習慣を身につける必要が出てきました???

iPadとクラウドを利用してワークスタイルを変える新業務革命のすすめ

「複数サイトでもIDは1つ 利便性向上、政府が企業連携支援」とはどんな意味

これは例で見るとヤフーとTUTAYAがネットで利用するIDとポイントを統合したことからも分かるように、いくつものサイトで同じIDで入る事が出来ると言うことです。楽天がこれに参加すると、ヤフーと楽天に同じIDで入る事ができるようになります。

一件便利そうに見えますが、これは政府が指導する顧客情報の共有化と言う事で、ある種個人情報の公開に近い物になります。そもそも個人としてIDはそれ程多く持っている事はないので、またまたヤフーでも楽天でも同じIDを持つ事があります。しかしそれがハッカーに狙われると、1つのIDでどこにでも入り込むことができるのです。

企業の活性化を促す仕組みとして、取り組んでいるものと思いますが、十二分なセキュリティーを確保したうえで、導入に望んで欲しいものです。

この試みは「トラストフレームワーク」と言われてオランダやデンマークで取り入れられているそうです。米国でも同様の取り組みをしているようですが、どう考えても顧客の利便性を追う物には思えません。


トラストフレームワークに関する関連サイト(PDF)

ID連携が開く可能性(野村総研)
利用者の利益を守る(東大等)
国民ID制度とトラストフレームワーク