2013年8月26日月曜日

iPadを有効につかう方法をまとめました


iPadを業務に活かすための方法を本にまとめました。最終的には、iPadとクラウドを利用してワークスタイルを変える新業務革命のすすめと言うタイトルにして「ワークススタイルを変える」方法と業務改善の方法を模索した物になっています。

破線以下はiPadとクラウドを利用してワークスタイルを変える新業務革命のすすめからの抜粋です。海外情報を如何にタイムリーに取得するかを取得を目的としたフローです。ここでiPadとクラウドサービスをどう使うかを記載しています。参考にして下さい。

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2.業務フローと使えるインフラを検討する

上記の要素を組み込んで全体の業務プロセスをフローにしてみると 図表32ー01 のように整理することができる。このフローに収斂するにいたった過程は後述の検討図で説明する。

図表32ー01


いくつかの課題に対する対応結果ではあるが、結局は承認・確認手続きをいかに迅速化するかであり、その為の工夫とツールの利用がその要となる。iPadを使う理由はコミュニケーションツールとしての優位性と利便性を行かした環境を作り上げる事ができるからである。

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WindowsXPからiPadに置き換えよう


多くのクライアントがXP移行で悩んでおられました。今後PCはどのように使われるのか?と考えた時、前のブログにも書きましたが、PCの出荷台数も減っており、使われ方も変わってきた事実から、Windowsからの呪縛を解く良い機会だと考えました。その為以前より考えていた事をまとめて本にしました。


今回の災い(XPのサポート終了)を転じて福となすように、本書の題名を「Windows XP終焉対策を転じて業務改善しよう (デジタルブックレット) 」としました。この機会にXPへの移行コストをiPadの購入に変えればと考えたのが文書化の発端です。PCに関しては、その使い方を調べる必要はありますが、私が伺って居るクライアントの管理職でPCを使って実質的な作業をされている方は皆無です。実質的な作業とはEXCELで数字を作ったり、報告書を作ったり、と言ったもので、殆どは閲覧をされている状況です。閲覧とは資料の確認、申請書の承認を含んだ広義の意味で使っています。

また多くの場合、席におられずメールの返信も翌日になる事もあり、業務担当者も「決済や承認が遅れる」と言われています。「決済」「承認」には、Notesなどのワークフローシステムを使っていますが、申請業務などの承認作業が滞っているケースをよく見受けます。ソフトバンクBBであ申請など依頼業務はすべてiPadで対応出来るようになっているようです。iPadに変わってから承認処理などがはかどり業務のスピードアップが図れたと伺いました。

クライアント内で承認遅延の状況を拝見してたのでXPからiPadへの移行を提案しました。iPadなら手帳と一緒に持ち歩けるので、空き時間も利用して頂ける。時間の有効利用と業務のスピード化をテーマにしました。情報システム部に依頼してiPadに承認画面を作って頂きました。メールもiPadで確認できるようになりました。承認業務など殆ど遅滞なく実施していただける、メール確認による指示の速度もあがりました。そしてなんと言っても紙の量が少なくなりました。エコモードでもあると言えます。今後の状況を見て、他部署への展開もして頂く事になりました。

最近iPadをビジネスにどう使えば良いかの話が多く出てきていた事もありまして、まずはXPをどうにかしようとして考えたものです。先のブログと合わせてご利用下さい。



2013年8月23日金曜日

Windows XPからの脱出


本日も日経新聞にWindows XP関連記事が2つ出ています。ひとつは「WinXPからの移行、半数が「間に合わず」という題名で、今ひとつは「法人用パソコンに「XP」更新特需 NECPCや富士通、1~2割増産 市場全体は縮小続く」といった内容になっています。いまや情報化関連のトピックスになっていますが、私はこれは良い機会だと思っています。

私もAmazonからWindows XP関係の本「Windows XP終焉対策を転じて業務改善しよう」を出版しました。小冊子ですがどうすべきかを書いています。ここから1つブログに関連するiPadの活用を考えて見たいと思います。

iPadは単なる多機能タブレットではなく、PCに取って変わるポテンシャルを持っています。今回話題になっているWindows XPですが、本当に企業の皆がPCを持って作業する業務を行っているのでしょうか?上司にメールや資料を提供しても、席に戻るまで見てもらえない。決済をお願いしているが、出張に出られて未決済処理が溜まっている。などPCを使っているが故の業務の遅れがでている事実をどう見るかです。

この機会に業務のスピードを上げるために、XPの移行ではなく、管理職のPCをiPadに変えられるかを検討してみると良いと思います。その為にしなければならない事は以下のステップです。

① PCの棚卸を行って、本当に業務に使わなければならない数量を限定する
② XPでしか動かないソフトの対応を見直す。
 ・定型業務ならホストで開発する
 ・パッケージソフトを検討する
 ・非定型なら、本当にそのソフトが必要な業務かを見直す

これをができるとXPを理由にした(外圧をつかった)業務改善ができると思います。この機会を大事に使ってみては如何でしょうか?


2013年8月5日月曜日

iPadの戦略事例も書かれています


戦略システムにおいて、iPadの利用が必須であることも後半に書いています。ここではiPadは情報システムの基幹系外で使う提案もあり興味深い内容を書きました。



2013年8月4日日曜日

なぜiPadなのか?


数多くのタブレットが出ていますが、基本的にはiOSとAndroidに二分されます。それぞれ特徴はありますが、現時点ではiPadでなければ業務を実施するのが難しい状態にあります。それには以下のような理由があります。

■ iOSとAndroidについて

  • Androidは各社で扱われているため、仕様が異なり使い勝手がメーカー毎に違います。その為アプリが同じでも操作性が違うため教育時に手間がいるためコストがかかります。一方、iOSを搭載したiPhoneやiPadはApple社のみ扱っているため、操作性が統一されていて世界中のどこで買っても同じ操作ができる。

■ OSについて

  • Androidは各社でOSのバージョンが異なります。その為アプリも動作確認が大変です。iOSはバージョンアップが一斉に行えるので、統一された環境が維持されます。一度動作確認すれば、すべてに適用する事が可能です。

■ 他ソフトの親和性について

  • 社内アプリでVPNを利用する場合、Androidは世界で多くの企業が使っているシスコのVPNクライアントに対応していません。また基本的な事ですが、Androidは会社で良く使われているOutlookなどと連携ができませんが、iPadではExchangeと標準で連携できるので、問題無く導入できるケースが多いと言う事ができます。

■ その他

  • 社内でGPS機能を駆使したシステムを開発してOSレベルの機能を使う場合は、逆にiOSはブラックボックスなので、Androidを使う事があります。しかし一般的なビジネスアプリケーションにおいては、現時点で圧倒的にiPadが有利であると言わざるを得ません。確かにAndorid機は廉価なものが多いですが、それだけで機種選定されると大変な事になります。

iPadを使って何ができるのか?


いまiPadは多くの営業現場で使われるようになりました。それは「業務に必要な情報がすぐ取り出すことができる環境」を構築できるからです。その為多くの企業では営業現場において以下の業務に使われて居ます。

  • ① 受注業務(顧客の目の前で受注処理が行えます)
  • ② プレゼン業務(パンフレットだけなく、動画や音声などが使えるのでわかりやす  いプレゼンを提供できます)
  • ③ 在庫確認業務(在庫だけでなく、生産予定などが分かれば失注する事はありませ  ん)
  • ④ 日報業務(営業報告などを帰社しないで、且つタイムリーに作成できますので、  ルート確認なども本社で行えます)
  •   等々

今年に入りJR東日本でも大量のiPadを導入しました。これにはマニュアルや遅延情報などが表示される仕組みになっているそうです。乗客からの遅れに対する質問にも即座に返答でき、サービスの向上に努めるのが役割です。その他自動車会社では、話をしながら見積をその場で作成でき、顧客の目線を外させない「その気になっている時の」機会を逃さない仕組みも構築しています。