2013年11月14日木曜日

生産現場でiPhoneやiPadを使う 中堅企業のIT化を推進

生産現場での情報閲覧や実績管理入力の端末として、スマートフォン(スマホ)やタブレットなどのスマートデバイスを活用する動きが、中堅・中小メーカーにも広がろうとしている。

iPhoneの導入の効果

以下、南海プライウッド(香川県高松市)の事例
1.現場で作業内容を即時入力できる上に、
2.生産管理システムの情報をリアルタイムに参照できて作業指示などを確認しやす
3.ハンディターミナルとそれに付随する通信システムなどを導入するのに比べて、システム構築コストが低い
4.現在の在庫情報を現場ですぐに確認できるのが便利
5.出荷や在庫などの情報をリアルタイムで確することで機会損失を防ぐ

特にこれからIT(情報技術)化を推進する中堅・中小メーカーでの利用価値が高いとみているのだ。操作画面がシンプルで直感的に操作しやすいので、海外工場への展開にも向くとしている。


開発会社の意見として「ただし、当面はiPad/iPhoneのみに対応する。「Android(アンドロイド)は端末が多様で対応仕切れない上、セキュリティーなどに不安がある」(B-EN-G)。Windowsへの対応は今後検討するとしている。」(日経新聞電子版2013/11/14 引用)


内容を編集して引用したが、結局は「使いやすく」て、「安価である」事が導入される理由だ。「現場入力」は私達がネットワーク(LAN)が出来たときから提唱してきたが、やっと20年近く経って実現できた。使いやすさの中にはリアルタイムを活かした情報の共有が入って入る。在庫の確認、入庫の確認などが現場でできれば、これはかなり使えるものになる。

また最新のiPhone5sを使えばモーション管理ができるので、作業者が身につければ操業状態も管理する事ができる。導線などの改善にも活用できるので、現場でこのデバイスを持つ事は、ハンディーターミナルと同等の仕事が安価に導入できるという以上の事が実現できるのである。

iPadに置き換えれば、情報をもっと多く提供できるので、活用は広がるだろう。リアルタイム情報を即座に加工した結果がiPadに表示されれば、次のアクションに繋がる行動ができる。収集して、加工して、表示する。INとOUTにiPhoneやiPadを使う事で加工された情報が活かせる。好循環を産むシステムと言える。


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