2013年9月14日土曜日

同一業務でiPadを利用するなら全員に持たせなければいけない


iPadを利用するときに一番大事なのは、その導入台数とも言えます。先のJRの例を見るまでも無く、使うと決めた以上は一気に導入しないと、その効果は薄れます。皆が同じ環境になって初めて機能するわけです。当然初期コストはかかりますが、早期に導入すれば早期に回収できると考えて下さい。

だらだらと導入していると、非効率になり、その効果が半減します。これはPCの利用を考えれば分かることです。いまではPCを使うのは業務上極めて当たり前ですから、PCが無ければ仕事はできません。しかし導入当時は、PCへの投資を渋る企業が大半でした。それとは逆に積極的に自動化に取り組んだ会社もありました。その結果、中堅企業でも大企業と同じような事務処理が可能になり、対抗できる素地ができたのです。


いまインターネットに世界では、その高価な通信網を無償で使えて、これまで大企業が専用回線でネットワークを引かないと出来ない事が、個人でもできるようになりました。この環境を如何にうまく利用するかが、アドバンテージを取るためのポイントになります。

それと同じでiPadでの業務を所与の物として使わないと、利用できる人とできない人で事務効率が変わってしまいます。少なくとも決済業務に導入するなら、管理職以上には全て持って頂くようにするべきです。社長も例外ではありません。

少しでも効率化とコミュニケーションの円滑化を推進するなら、同一業務に携わる人には行き渡るようにしないと意味がありません。営業なら当然一人一台の体制にして情報武装する必要があります。企業戦士が丸腰で戦地に出ることはあり得ません。

当然一気に導入するためには、綿密に計画し、事前テストを行い、フィードバックして改善された内容にしてから展開しなければなりません。しかし利用する現場や使用者が違えば、出てくる課題が異なること、と言う事実を,念頭に置いて、事前テストに時間をかけ過ぎず、実施を早める事が肝要です。結局は利用も展開も、一刻も早く行い、課題を早期に実務で抽出する、走りながら考える式が、一番効率的です。

道具(iPad)は使い慣れて、なんぼの世界です。使って、使い勝手を検証して、アプリに反映する、アプローチで検討してみては如何でしょうか?

iPadとクラウドを利用してワークスタイルを変える新業務革命のすすめ

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